信用取引に関する疑問

信用倍率

 相場では、信用買い残が株価の上昇を抑えていることがよくあります。信用買い残が増えているということは、思惑がはずれて株価が下がり売れに売れない状況にあると考えられます。

 そのような状況の投資家は、戻り売りを期待しています。株価が少し上昇しだすと、すぐ売りを入れてきます。結果的になかなか株価が上昇しない、もしくは少し上昇するとすぐ下落するといった状況が続きます。しかし、いずれ信用買い残が減ってきます。信用買い残の減少は、需給改善につながるということで、ひとつの買いの目安になります。その目安が「信用取組倍率」です。

 信用取組倍率は、買い残を売り残で割った数値です。信用取組倍率が大きいということは、人気が高いことを意味しますが、将来の下げの要因になるということにもなります。

 また、信用買い残、売り残ともに増えている銘柄を好取組銘柄といい、「取り組み妙味が増した」などといって人気が高まることがあります。これは買いと売りが逼迫しており、今後相場が大きく動くことが予想されるからです。



2006年08月07日 20:58