信用取引に関する疑問

信用取引の株価への影響は?

 大半の信用取引である制度信用取引では、6か月の返済期限があります。信用買いした人は、期限までに売って決済しなければなりません。つまり、買い残高が膨らんでくるということは、売り圧力が増えていることになります。


 また、買い残高が増えるということは将来株価が上昇すると考えている投資家が多いことを意味します。逆に、売り残高が増えてくるということは、先行き株価が下落すると予想する投資家が多いことを意味します。このように、信用取引残高は、今後の株価の需給関係を考えるうえで重要視されます。

 例えば、実際の相場でも、信用買い残高が下落を続けると、損失覚悟の売り(投売り)がでて下落が加速する場面がよくあります。反対に売り残高が多い銘柄が上昇すると、上昇に弾みがつくことがあります。このような投売りでの下落に対して、買いを入れることを「期日向かいの買い」といいます。

 信用期日は投資のタイミングを計る目安にもなります。毎週水曜日の日本経済新聞に市場全体と個別銘柄の信用買い残高と売り残高が掲載されます。




2006年08月07日 21:32